写真集 『BUENA! CUBA 2000』 へGo！ 今年は、仕事の関係で9月の終わりの遅い夏休みとなった。毎年恒例の旅行は今もっともホットではないかと思われるキューバへ遠征。デジカメ片手に旧市街の裏路地を歩き回って来ました。 準備 ｜泊まる ｜ 遊ぶ 食べる ｜ その他

キューバへの道：準備編 キューバと聞いて頭に浮かぶのは『キューバ危機』、『ラム酒』、『葉巻き』であろうか？最近は『サルサ』とか『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の方が有名かも知れない。キューバに行くきっかけとなったのは『ブエナビスタソシアルクラブ』のジャケット写真なのだ。数年前にタワーレコードで、60年代のアメ車と路地を歩いている渋い老人の写ったジャケットのCDを観て「いいな〜、こんなところにいってみたいな〜」と思っていた。今年になって映画版のBVSCで、ライクーダーがバイクを走らせている街並み、コンパイセクンドが唄っている音楽、を観てこりゃ行くしかないと決意した。まづは情報収集ということでお決まりの「地球の歩き方」を購入したが使えそうな情報が異常に少ない。特に格安ホテルの情報とか食の情報とか、これだけじゃ分からないとインターネット上で旅行記など情報を探しはじめる。 情報収集： まずはサーチエンジンでの検索でいろいろ当るがなかなか再新情報がない。96年、97年当たりの情報はあるのだが最近の物がないな〜と思っている時にヒットしたのが【CUBA2000】。ここには掲示板もあって数少ないCUBAの情報源です。とりあえずリンク集を... 総合案内/リンク集 CUBA2000 VAIONET100 - ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブを探して ☆ C U B A ☆ Lonely Planet - Travelers' reports on Cuba Cubaweb cartelera.com 個人旅行記 森村献のキューバ旅行記 '96 キューバ旅行記♪ 60日間のラテンな旅行体験記インデックス cuba1998 - introduction キューバ関連リンク集 よしこのインターネット・ワールド・トリップ ＣＵＢＡ自由自在 遠くて遠い国キューバ cubamain まんじの中米・キューバ旅行記 98-3-26 写真集 キューバ写真集 キューバ・旅写真 インターネットの情報はどうしても断片的になってしまいます。系統立ててガイドしてある本は『地球の歩き方』の他に英語版になりますが『Lonly Planet』の第二版がお勧めです。英語ということと構成が今一で文字が多くて分かりにくいですが、『地球の歩き方』に比べて最新情報がけっこう網羅されていますのでキューバに行く前に熟読することをお勧めします。都内では新宿の紀伊国屋、渋谷のタワーレコード、六本木の青山ブックセンターなどの洋書コーナーにあります。 旅券の手配： パック旅行で格安にいけるツアーなんてキューバ関係ではほとんどないし、もともと個人旅行派なので旅券の手配をする。HISにしようかとも思ったが、以前ペールーやメキシコにいった時にHISにくらべてアクロスの方が値段も安めでスタッフも情報通だったので、アクロス新宿店にて旅券の手配をしてもらった。日本からキューバへの入国ルートは●日本〜アメリカ〜メキシコシティ〜ハバナ、●日本〜アメリカ〜カンクン〜ハバナのふた通りがある。（キューバ旅行が人気になって来たのでそのうち直行便らしきものもできるかもしれないが...）メキシコシティを経由する場合には行きにメキシコシティで一泊する必要があるし、カンクン経由の場合には帰りにカンクンで一泊する必要がある。今回はカンクンルートを選んでカンクンからの出発が早いので、ゆったりとカンクンで2泊することにした。ちなみに今回の日程は 行き 9/25: 東京（15：50）〜ヒューストン（13：50）　［コンチネンタルCO6］ 9/25:ヒューストン（15：35）〜カンクン（17：39）［コンチネンタルCO1955］ 9/25:カンクン（19：30）〜ハバナ（21：30） ［メキシカーナMX7902］ 帰り 10/09:ハバナ（15：25）〜カンクン（15：25） ［メキシカーナMX7539］ 10/11:カンクン（07:32）〜ヒューストン（09：46） ［コンチネンタルCO1946］ 10/11:ヒューストン(12:00)〜東京（10/12　15：40）［コンチネンタルCO7］ メキシコシティ、カンクンからのハバナへの便はメキシカーナに限られるが東京〜アメリカ〜メキシコまでの便はアメリカン、コンチネンタル、大韓、デルタといろいろ選べるので、値段、航空便の時間、トランジェット地を考えて都合の良い便を選べば良い。値段的には大韓＜デルタ＜コンチネンタル＜アメリカンのようでしたが、今回はサービスが良いといわれているコンチネンタルにしました。結果的には飛行機も最新鋭で座席の前にそれぞれ液晶モニターがありゲーム、映画を自由に選べるし食事も中々でお勧め。時期的にシーズンオフだったので往復118000円（35日FIX）でした。 宿、ツーリストカードの手配： キューバに行こうと決めてから出発まで一ヶ月もなかった。キューバは入国に際してツーリストカードが必要で、これを取得するには現地の宿を予約しておく必要がある。今までの旅行は現地について宿の手配をやるといった行き当たりばったりできていたが今回ばかりはダメなようなのでどうしようかと考えた。ホテルとカサ・パティクラルがあるがこの時点ではホテルじゃないとツーリストカードの発行はできないと思っていた。（今年の一月からはカサ・パティクラルでも申請可能らしい。【CUBA2000掲示板より】）ホテルをインターネットで予約できるとしても5スタークラスのホテルのみだろうし、FAXでの予約は難しそうだし、ましてや電話予約なんか英語もスペイン語もそんなに得意でないのでもってのだ！と思えたので、アクロスで宿の手配をお願いし、ツーリストカードも大使館に行く時間がなかったのついでだと思いここでお願いした。ホテルはできるだけ旧市街に近い方が良いと考え、到着時間も遅かったので送迎付きでそこそこ安い［Lincoln HOTEL］にした。4600円+2000円也。ツーリストカードは手数料込みで7000円だったので、大使館に申請して会社を休むことを考えれば安かったかな？アクロスでは日本から予約できるホテルのリストと値段表、現地の地図、観光案内、キューバ関係の本もあり一度は行く価値ありでした。 旅行用備品： キューバだからという旅行用品はとくにないが、現金は多めに持っていった方がよい。特にちょっとビールとかアイスクリームとか買う場合を考えて1U$,5U$がたくさんあると便利。キューバでは意外なところでカードが使えない場合があるので（カードマシンの故障等）、基本的に現金払いができるように現金を多めに持っていく。最悪の場合にはVISAカードでキャッシングもできる。バナナのパルケセントラルにあるゴールデンチューリップ他でコンパーチブルキューバペソという1U$=1Pesoの特別な紙幣でのキャッシングができる。このお金は空港で両替えできるがキューバ国外での換金はできないので注意が必要。南米系に強いアメックスカードは政治的背景からキューバでは使い物にならないので注意が必要。あとカメラとか特殊な形の電池を使っている場合にはカメラ屋になかなか在庫がない場合があるので予備を多めに持っていった方が良い。フイルム等も現地で買うより日本から持っていった方が安いと思う。アメリカ等と違い物不足なキューバであるので現地で買えば良いやと言う考えはあまり持たない方が良い。私の場合にはカメラ用のCR123Aという電池を買うのに半日ハバナを歩き回った。ドルショップと呼ばれるスーパーもあるが品揃えはお土産関係と食料品が多いのでそれ意外のビデオテープ、電池等の品揃えは少ない。

キューバで泊まる キューバの宿は大きく二つに分けられる。一つはリッチで快適な旅行を楽しみたい人向けの一般的なホテル。もう一つはリーズナブルに、しかも現地の雰囲気を味わいたいひと向けのカサ・パティクラル（Casas Particure）である。カサ・パティクラルとは政府から許可をもらった現地の人が自分の家の一室を旅行者に貸すというシステムで、日本の民宿に近い。そのため現地の人の生の生活を垣間見て、交流できる面白さがある。日本からキューバに行く場合にはツーリストカードの関係もあり事前に少なくとも一泊分の宿を予約しておく必要がある。この場合、カサ・パティクラルでもいいのだが日本からの予約が可能なカサパテクラルは少ないので一般的にはホテルということになる。（キューバはアメリカと違いインターネットは全く普及していないのでインターネットでの予約はできない。そのため電話またはFAXでの予約となる為カサパテクラルの日本からの予約はかなり難しい。）また、キューバへの日本からの直行便はないので一般的にはメキシコを経由することになる。航空便によっては到着時間が夜遅い場合もあるので、ホテルの方が道に迷う心配等も少なく空港からの送迎付きも多いので初キューバ旅行者の初日の宿はホテルの方が安心かも知れない。私の場合は下準備に時間がなかったこともあり旅券を購入した新宿のアクロスにて初日のホテルの予約とツーリストカードの申請をお願いした。 Lincon Hotel:28U$ 旧市街と新市街の中間にある格安ホテル【MAP】で現地人の宿泊客も多い。初日と二日目の宿。シングル一泊で日本の旅行代理店アクロスで送迎付きで6600円。部屋は6畳くらいの広さでTVとバスタブはなくシャワーのみだがバストイレは完備している。フロントの横にはレストラン兼バーがあるが初日についたのは１１時すぎていたので既に終っていて、備え付けのTVでオリンピックの日本キューバ戦の野球を従業員が見ていた。2日目は延泊で28U$。 日本予約ではホテル代だけでも4600円だから、やはり現地での支払いの方が断然安い。現地での支払いはカードは機械が故障しているらしく現金払いしかできなかった。キューバの宿泊では有名ホテルを除いてはカサパテクラルを含めて現金払いだと考えていた方が良い。 電話：33-8209 Tamara's casa particure:25U$ マレコン通りとマルティ通りの交差点付近にある高層アパート最上階（14階）。【MAP】『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』でも写っている結構目立つ建物。まさか自分がここに泊まることになろうとは思ってもいなかった。部屋に関しては14階ということもあり眺めがとにかく最高です。値段はちょっとと高めでしたがマレコン通り、旧市街、カバーニャ要塞を一望できるのはここ意外にない。部屋も10畳ぐらいの広さでキングサイズのダブルベット、冷蔵庫、バストイレ（バスはシャワー）、ラジカセが完備しています。リビングにはCD付きのミニコンと現地のCDが結構おいてありました。最初30U$と言われた所を連泊するからと25U$にまでまけてもらった。途中トリニダード一泊、バラデロ一泊旅行をしましたがその間の宿泊費はまけてくれました。結構融通がきくのがカサパテクラルの強みです。奥さんは英語ができませんが御主人が英語が通じるので値段交渉は御主人とやった方が良いです。自分の部屋と家のカギを渡されますのでライブとかクラブにいって遅くなっても問題なく部屋に戻れますし、基本的に誰か家ににいるので荷物の安全性という意味ではホテル以上かもしれません。このアパートは数件が同じようにカサをやっているようなのでスペイン語に自信があれば他の階もあたっても良いかも？ここのエレベーターは時々故障しますが二基あるのでどちらかが動いています。最悪は階段ですが... 住所：Malecon No51 Piso14 Btwｎ Cacel y Genios　電話：61-8112 Villa la Mar Hotel:35U$ ビーチリゾート・バラデロで泊まったホテル。値段の割には内装は綺麗で朝食付きでこの値段ならまあ許せる。現金払いで10U$ディポジットを預ける。どうもTVのリモコンとか備品を盗まれることが多いらしくその対策だと言っていた。値段が安いのでキューバ人の観光客やバックパッカー達がたくさんいた。一応リゾートホテルらしくプールもある。建物の外装は値段どおりというかあまりあか抜けていなくて、立地条件もビーチからちょっとは慣れているのでこの値段なのか？ハバナのプラザホテルのツアーデスクでバラデロまでのトランスファー25U$だけ予約して現地で部屋を予約した。フロントでは英語も問題なく通じました。 Casa del Cientifico Hotel:25U$ 旧市街のマルティ通り沿いにある格安ホテル。【MAP】けっこう由緒正しい感じの造りをしていてちょっと泊まってみようという気になりました。しかしながら流石に老朽化は隠せない感じでした。ベットに横になって上をみると天井から数本のパイプが顔を出していた。部屋は六畳くらいでTVと冷蔵庫はあるが、バストイレが共同なのでちょっと不便。部屋のドアもスリガラスのドアでカギもしっかりしていないのでちょっと不安。立地条件的にはオアシスレストランにも近くばっちりなんだけど.....また、マルティ通りに面して２階にレストランがあるので通りをみながらボーッとするには良い。 Habana Libre:140U$ 言わずと知れた超有名ホテル。【MAP】いろんなガイドブックに載っているのであまり書くこともないのですが、さすがに部屋のつくりといいファシリティは完璧。TV、冷蔵庫、バスタブ付きのバストイレ。もちろんカード決済も可能。朝食もバイキングスタイルでハイソな人たちが多かった様です。団体ツアー用のホテルらしく、『クラブ・トロピカーナ』にいった時には多くの団体客がこのホテルからの乗り込んできました。

▲

キューバ　インフォメーション top 1/3 2/3 3/3